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商品説明
現実認識とそれを表現するときに生じる乖離や差異がクライストには問題であった。では彼はどのように解決しようとしたのか?それを彼の主要な作品『チリの地震』『聖ツェツィーリエ』『ロカルノの女乞食』『ペンテジレーア』のなかに具体的に探る。
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収録内容
1 | 第1部 クライストの執筆手法(認識方法の転換 |
2 | 模範なき世界としての「近代」 |
3 | 認識の擬似性 |
4 | 認識の擬似性を打開する発想) |
5 | 第2部 認識の擬似性への眼差し(『チリの地震』と『聖ツェツィーリエ』ー群衆と読者 |
6 | 『ロカルノの女乞食』ー擬似認識の「幽霊」 |
7 | 『ペンテジレーア』ー夢想の実体化と破壊) |
8 | 結び |