著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
ブレイクの神話体系への志とヴィジョンの揺れを独自の分析的読み方でたどったブレイク論と、その読み方をブロンテ、ワイルド、ホプキンズ、エリオットなどの詩に応用した論から成る論文集。そこに見られる「内」と「外」の不確かさ、ヴィジョン構築の難しさは、モダニズムへの道と重なることを示唆する。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 ブレイク論(「愛の秘密」考 |
2 | 無心と経験の構図 |
3 | 「経験の歌」再考 |
4 | ブレイクと複合芸術 |
5 | 『天国と地獄の結婚』 |
6 | ブレイクの『ミルトン』ー生成するビジョン |
7 | 『エルサレム』 |
8 | ブレイクの『ヨブ記』) |
9 | 第2部 イギリス近代詩・現代詩試論(エミリ・ブロンテの詩ー「臆病な魂はわがものではない」をめぐって |
10 | スウィンバーンの詩ー虚と実の間 |
11 | 詩人オスカー・ワイルド |
12 | G.M.ホプキンズのソネットーインスケープと心 |
13 | 戦争詩人オウエン |
14 | 「J・アルフレッド・プロフロックの恋歌」をめぐって) |
15 | 変容の場『荒地』 |
16 | エリオットとブレイクーブレイクの眼も真珠に? |
17 | E.ミュアの詩ー旅人還らず |
18 | 『ゴドーを待ちながら』考ー道化たちの黄昏 |