本/雑誌
いきなりはじめる仏教入門 (角川ソフィア文庫 SP H-110-1)
内田樹/〔著〕 釈徹宗/〔著〕
649円
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発売日 | 2012/04/25 発売 |
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商品説明
仏教について何も知らない哲学者が、いきなり仏道に入門!?ゼロから刻苦勉励を重ねて、仏道とは何であるかを自得できるのか?レヴィナス、ヒューム、ラカン、カント、デリダ、甲野善紀、マタイ伝ー。思想と身体性を武器に、常識感覚で果敢に宗教に挑み、「悟りとは何か」「死ぬことは苦しみか」「因果とは何か」「日本人の宗教性とは」など、根源的なテーマについて、丁々発止の激論を交わし合う。知的でユニークな仏教入門。
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収録内容
1 | その1 はじめに‐私の「ご縁」論ー私がまさにそのときに会うべき人がちゃんと私を待っている |
2 | その2 仏教における「自由と宿命」ー仏教はどこまでいっても「因果律に則った自由意志」です。しかし… |
3 | その3 「因果」論‐月光仮面・マタイ伝・レヴィナスー必ずしも「原因」が先にあって「結果」が後にある、というものではない |
4 | その4 仏教の因果ーその落とし穴を避けるためにこそ仏教の因果律という認識手法はあるのです |
5 | その5 「宿命」論ー宿命というのは、それが宿命であることが私たちに知られない限りにおいて宿命として機能する |
6 | その6 仏教の基盤をひとまとめーもし、"仏教"という商品のカタログがあるなら、そこにはぜひ「脱構築機能内蔵」と |
7 | その7 「死ぬこと」は苦しみか?-なぜ「殺す技術」であるはずの武術の修行が人間にとって意味があるのか |
8 | その8 仏教の悟りー「生きる」ほうが「死」よりも苦しいという場合もあります |
9 | その9 「日本人の宗教性」についてー自分自身を顧みて思うのですが、私はかなり宗教的な人間だと思います |
10 | その10 賢者と愚者の宗教性ー宗教性を成熟させた人には、賢者と愚者、両側面を確認することができます |
11 | その11 「善性」と「邪悪」についてー欲望は欲望を充足させるものすべての彼方を欲望する byレヴィナス |