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商品説明
最強官庁は何を考え、この国をどこに導こうとしているのか。気鋭の憲政史家が大蔵省・財務省の歴史にメスを入れ、百五十年の伝統を検証しながら、知られざる政治との関係、「増税の空気」の形成過程を描き出し、日本再生への道を綴った本邦初の試みとなる意欲作。
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収録内容
1 | 第1章 大蔵省の誕生ー財政の専門家とキャリア官僚制の起源(1873‐1923) |
2 | 第2章 日本の最強官庁へー守護神・井上準之助の登場(1924‐1931) |
3 | 第3章 パンドラの箱ー大蔵省史観の「異物」(1932‐1945) |
4 | 第4章 占領と復興ー知力を尽くした戦いの歴史(1945‐1955) |
5 | 第5章 復興から高度経済成長へー池田勇人のグランドデサイン(1955‐1965) |
6 | 第6章 三角大福、赤字国債、消費税ー「無敵」大蔵省に忍び寄る悪夢(1965‐1982) |
7 | 第7章 失われた十年ー政治家に振り回される大蔵省(1982‐1996) |
8 | 第8章 平成と未来の日本ー財務省は「伝統」に目覚めるか(1997‐2011) |