室町戦国期の公家社会と文事
伊藤慎吾/著
伊藤慎吾/著
商品説明
公家社会における文筆活動の実態と背景を、紀伝道を家職とする菅原家を中核に解明。文事=学びの文化史論。
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収録内容
1 | 序論 室町戦国期の公家社会と文事 |
2 | 1 室町戦国期の菅原家ー人と文事(室町戦国期の菅原家 |
3 | 主要人物伝 |
4 | 十五世紀中葉の願文制作と儒家 |
5 | 京都大学附属図書館所蔵『泰山府君都状』ー翻刻と解題 |
6 | 戦国初期の儒者ー高辻章長伝) |
7 | 2 東坊城和長の文事(東坊城和長の文筆活動 |
8 | 戦国初期の紀伝道と口伝・故実 |
9 | 室町後期紀伝儒の祭文故実について |
10 | 室町期における勧進帳の本文構成ー明応五年醍醐寺勧進帳をめぐって |
11 | 『和長卿記』小考) |
12 | 3 戦国期前後の言談・文事(『看聞日記』における伝聞記事 |
13 | ものとしての天変ー『看聞日記』の一語彙の解釈をめぐって |
14 | 中世勧進帳をめぐる一、二の問題 |
15 | 三条西実隆の勧進帳制作の背景 |
16 | 山科言継と連歌 |
17 | "翻刻"東京大学史料編纂所所蔵『山科言継歌集』) |