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伊勢神宮と古代王権 神宮・斎宮・天皇がおりなした六百年 (筑摩選書)

榎村寛之

1870円
ポイント 1% (18p)
発売日 2012/03/16 発売
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仕様

商品番号NEOBK-1213712
JAN/ISBN 9784480015389
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 318

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

伊勢神宮には二つの顔がある。一つは、伊勢地域に実際に存在する地域神社としての顔。もうひとつは、中央政権が構想した、天照大神がいるとされる国家的存在としての顔だ。両者をつなぐ存在が天皇の代わりに神宮を奉斎する斎王であった。伊勢と天皇はなぜ、いかにして結びついたか。中央政府にはどんな思惑があったのか。政治の変動に翻弄され斎宮が衰えゆくなか、神宮はいかなる変容を遂げ、現在に至るのかー。王権・神官・斎王という三者の関係から、伊勢神宮とは何かを問いなおす。

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    収録内容

    1 都の動き1・国家が定義した「伊勢神宮」ー『伊勢太神宮式』を読む
    2 伊勢の動き1・伊勢地域の神としての「伊勢神宮」ー『儀式帳』を読む
    3 伊勢の動き2・斎王の存在感ー『延喜斎宮式』を読む
    4 都の動き2・奈良時代の伊勢神宮
    5 伊勢の動き3・斎宮の大改革
    6 都の動き3・神祇氏族、大中臣氏の成立
    7 伊勢の動き4・伊勢国は誰のものか
    8 都の動き4・神宮と新しい時代の神々
    9 『太神宮式』と『儀式帳』
    10 連動する都と伊勢1・揺らぐ国家、変わる神宮
    11 末法の世の斎宮
    12 神宮、中世へ
    13 神宮の歴史を洗い直すーまとめとして
    14 "プレ「都の動き」"・改めて古代史料を読み直す
    15 "プレ「伊勢の動き」"伊勢神宮前史
    16 律令国家は何を夢見たか
    17 伊勢神宮とは

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