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商品説明
長引く不況のもと、各個人が"強くあること""何かができること"へとせき立てられる。高校の階層構造はますます硬直化し、ひとを分断していく。大切にすべき何ものかが置き去りにされる時代。そんななか、大阪の二つの公立高校に一六年間寄り添う過程で見えてきた、"希望劣化社会"を乗り越えるヒントとは。
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収録内容
1 | 可能性としての高校教育 |
2 | 第1部 大阪府立松原高等学校(もうひとつの高校づくりー松高の創設と構造変容 |
3 | 学びの再構築と優しいチカラの育成ー総合学科への転換) |
4 | 第2部 大阪府立布施北高等学校(「しんどい高校」のエンパワメントー布施北の困難さの根っこ |
5 | 布施北版デュアルシステムのインパクトー正の循環と私たちへの問いかけ) |
6 | 希望をつむぐ高校ー持続可能な「公共圏」をはぐくむ |