商品説明
教育の質保証は今日の高等教育最大の課題だ。だが、現代社会が要求する、保証されるべき教育の質とは何か、また教育の成果としての学生の質向上は、具体的にどう測られるのかーこれらの問題意識のもと展開・考察される三つの問題群、すなわち、いま世界の高等教育が共通して追究する普遍的な技能、学生の成長の測定手法開発、初年次から学士課程を貫通する教育のあり方等、現代大学教育の焦点的課題に肉迫した本書は、まさに関係者必読の研究である。
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収録内容
1 | 大学教育の質保証にむけて |
2 | 第1部 高等教育の質保証の動向と評価(世界の高等教育政策と質保証 |
3 | 学習成果測定方法の考察 |
4 | 学生調査による大学教育の成果測定 |
5 | 学生の情緒的側面の充実と教育成果 |
6 | 大規模継続型学生調査の可能性 |
7 | 教育の質保証とIR-学生調査の活用) |
8 | 第2部 学士課程教育の保証ー日米比較(『学士課程教育』が提起する課題とは |
9 | 大学における初年次教育の展開ー米国と日本 |
10 | 初年次教育のための組織体制づくり |
11 | 初年次教育の展開と課題 |
12 | 大学から見た高校との接続 |
13 | 米国の高等教育におけるアーティキュレーションーカリフォルニア州のアーティキュレーション・システム) |