商品説明
正岡子規と同郷の俳人で、子規第一の弟子と言われ、医師として日清戦争に従軍した男は、やがて俳句の世界から言論界、そして政治の舞台裏へと歩を進める。原敬暗殺、二・二六、張作霖爆殺事件など、日本が戦争へと突き進む中で果たした男の役割とは?近衛篤麿、大隈重信、田中義一に近く、右翼の頭目・頭山満の衣鉢を継いだ国粋的"浪人"の謎多き一生。
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収録内容
1 | 序章 浪人とは何か |
2 | 第1章 五百木飄亭の青春 |
3 | 第2章 戦場の俳人 |
4 | 第3章 戦争は民族の詩である、と |
5 | 第4章 政治的ロマン主義へ |
6 | 第5章 国家主義者の群れ |
7 | 第6章 帝国主義日本のイデオローグ |
8 | 第7章 "浪人"の境涯 |
9 | 終章 近衛文麿に看取られるように |
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