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商品説明
かつて日本の文芸批評とフランス現代文学研究の俊英として知られた江中直紀。急逝した彼の遺稿を、芳川泰久・渡部直己・〓(すが)秀実・重松清という四人の旧友が編んだ、最初で最後の評論集。
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収録内容
1 | 1(ヌーヴォー・ロマンー継承と照応 |
2 | クロード・シモン論ーその謎の探求と運動 |
3 | 作品とテクストのあいだークロード・シモンの中心紋をめぐって ほか) |
4 | 2(濃密な言葉の渦から生まれる「物語」を綴るヌーヴォー・ロマンの作家 |
5 | 想定・書換のはてしない連鎖ー数が物語・説話における陥没点に |
6 | センチメンタルー昭和六〇年人物論「田中小実昌」 ほか) |
7 | 3(千の愉楽・万の喩楽ー中上健次論 |
8 | 女、生、文字ー近松秋江論 |
9 | 構造のまぼろしー山の手線から山陰線へ ほか) |