著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
仏教式喪祭儀礼が制度化されていた近世日本社会の中で、儒礼実践に取り組んだ儒者たちの真摯な姿を、写本など貴重な史料をとおして追求する。
関連記事
収録内容
| 1 | 序論 近世日本の儒礼実践ー東アジアの視点から |
| 2 | 第1章 熊沢蕃山の儒礼葬祭論と『葬祭辨論』 |
| 3 | 第2章 崎門派の『文公家礼』に関する実践的言説 |
| 4 | 第3章 浅見絅斎の『文公家礼』実践とその礼俗観 |
| 5 | 第4章 水戸藩の儒礼実践ー『喪祭儀略』を中心に |
| 6 | 第5章 懐徳堂における儒教儀礼の受容ー中井家の家礼実践を中心に |
| 7 | 第6章 懐徳堂の儒礼祭祀と無鬼論 |
| 8 | 結論 儒礼実践において思想を生きる知識人たちの諸相 |
| 9 | 補論1 江戸日本における儒礼実践の中の『論語』 |
| 10 | 補論2 中井竹山・履軒の礼学についての一考察 |
