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商品説明
古代ローマから東アジアを照射する。ローマ帝国の属州として、帝国の文化を受容し繁栄をなしたガリア・ローマ地域。熟達の日本古代史家がそこで見出したものはいったい何かー。国家とは何か、都市とは何か。交流のもたらす歴史的意義とはいかなるものか。周縁への視座から世界史の命題を解き明かし、世界史上における古代日本の位置を模索する比較史学へのアプローチ。
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収録内容
1 | はじめにー日本古代史家にとってのフランス |
2 | イギリスのローマの長城、ハドリアンズ・ウォール |
3 | 属州・プロヴァンスのローマ遺跡ーニーム・アルル・オランジュなど |
4 | 古代都市発掘・ローマのヴェゾン |
5 | サン・レミ再訪、都市グラヌムの景観 |
6 | 加茂遺跡の〓(ぼう)示札と敦煌懸泉置の墨書題記 |
7 | 地中海の港湾都市・マルセイユの古代 |
8 | ガリア・ローマの首都、リヨン |
9 | フランスのポンペイ、ヴィエンヌのガリア・ローマ遺跡 |
10 | 古代ローマの偉大な残映〔ほか〕 |