本/雑誌
アメリカ文学における「老い」の政治学
金澤哲/編著 MarkRichardson/著 石塚則子/著 柏原和子/著 里内克巳/著 白川恵子/著 塚田幸光/著 松原陽子/著 丸山美知代/著 山本裕子/著
2640円
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発売日 | 2012/03/28 発売 |
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商品説明
「老い」は肉体的・本質的なものでなく、文化的・歴史的な概念である。だとすれば我々はどのように「老い」ていくか、すなわち「老い」の戦略をたてることができるー近年提示された新たな「老い」概念を援用しながら、「若さの国」アメリカで、作家たちがどのように「老い」を描いてきたのかを探る。
関連記事
収録内容
1 | アメリカ文学における「老い」の政治学ーその背景と意義 |
2 | 老境のマーク・トウェインー「落伍者たちの避難所」を中心に |
3 | ウォートンの過去を振り返るまなざしー最後の幽霊物語「万霊節」 |
4 | 活力を保ち続けるーロバート・フロストと老いること |
5 | レトロ・スペクタクルーモダニズムの晩年とフォークナーの「老い」の政治学 |
6 | 「老い」の/と政治学ー冷戦、カリブ、『老人と海』 |
7 | 時を超える女たちーユードラ・ウェルティにおける「女たちの系譜」 |
8 | メイ・サートンー老いと再生の詩学 |
9 | 高齢者差別社会における「老い」の受容ージョン・アップダイクの描く「老い」 |
10 | 成長と老いのより糸ーサンドラ・シスネロスの『カラメロ』に見るボーダーランドの精神 |
11 | そして誰もが黒くなったーアリス・ランダルの『風は去っちまった』における再生の政治学 |
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