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商品説明
一九六五年、東京の片隅で、牛乳の共同購入運動が始まった。著者を中心とする数名の若者たちの試みだった。一九六八年、牛乳の共同購入運動は、生活クラブ生協へと発展した。やがて、女性たちの社会参加のエネルギーを背景に、生活クラブは全国に波及し、今や、三十数万人の組合員の大組織へと成長を遂げた。生活クラブの創立者である著者が、重層的な社会運動として生活クラブを構想した軌跡を、余すところなく語り下ろす。ここにこそ、日本における市民社会の成熟の証しがある。
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収録内容
1 | 第1章 徒手空拳の出発 |
2 | 第2章 生活クラブの四つの新機軸 |
3 | 第3章 代理人運動と政権交代 |
4 | 第4章 「活動家は三パーセント」論 |
5 | 第5章 四〇年の陣地戦を支えた力 |
6 | 第6章 指導者の条件 |
7 | 第7章 地域コミュニティの再生とは |