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商品説明
一〇万人態勢で災害派遣出動した自衛隊は、多くの人命を救い、インフラの復旧に力を発揮した。あまりの悲惨な光景に、ときに心が折れそうになっても、互いを信頼し、励まし合い、これこそが自分の「つとめ」と信じて活動を続けた。終わりの見えない任務の中、自衛隊はなぜこれほどまでに頑張れたのか?被災地で活動した400人の隊員のアンケートと直接取材をもとに、自衛隊の活動を支えたもの、その思いの強さに迫る。
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収録内容
1 | 序章 アメリカ軍と自衛隊 |
2 | 第1章 自衛隊は、なぜ頑張れたか?(鎖国の国と開拓の国 |
3 | 日本型役割社会と欧米型個人社会 |
4 | 受容的勤勉性と自主的選好性 |
5 | 努力が報われる社会) |
6 | 第2章 自衛隊の底力(西周の「兵家徳行」と「士心合一」 |
7 | 部下へのまなざし |
8 | 部下からのまなざし |
9 | 原子炉に冷却水投下 |
10 | 「つとめ」意識 |
11 | コンボイ(道づれ)感覚 |
12 | 「訓練の通り!」実戦経験と自衛隊 |
13 | 隊員たちの使命感 |
14 | 自衛官としての自覚) |
15 | 第3章 被災者の気持ちになれ(「気持ち」を大事にする自衛官 |
16 | 後ろから支えた人 |
17 | 社会・文化の変化の中で |
18 | 支えてくれた人への感謝) |
19 | 第4章 自衛隊はどこへ行くのか?(人を大事にする組織はなくならない |
20 | 何をもって戦うか?) |