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本/雑誌

リーン・スタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす / 原タイトル:THE LEAN STARTUP

エリック・リース 井口耕二

1980円
ポイント 1% (19p)
発売日 2012/04/13 発売
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仕様

商品番号NEOBK-1234013
JAN/ISBN 9784822248970
メディア 本/雑誌
販売日経BP社
ページ数 406

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

リーン・スタートップとは、新しい製品やサービスを開発する際に、作り手の思い込みによって顧客にとって価値のないものを作ってしまうことに伴う、時間、労力、資源、情熱のムダをなくし、時代が求める製品・サービスを、より早く生みだし続けるための方法論。

■ 新しいことを始める人すべてが起業家
著者自身が、起業で失敗を重ねる過程で得た考え方ですが、それは会社を興す人にかぎらず、企業や組織のなかであっても新しい事業を始めようとする人にも役立ちます。本書のなかでも、「タートアップとは、不確実な状態で新しい製品やサービスを創り出さなければならない人的組織であり、そこで働く人は皆アントレプレナー (起業家) である」と語っています。

■ 「構築―計測―学習」のフィードバックループ
リーン・スターアップは具体的には、「構築―計測―学習」のフィードバックループを通して、まず要となる仮説に基づいて実用最小限の製品 (MVP) をすぐに作って、実際に顧客に使ってもらった実験結果から、成長につながる価値を学ぶ (検証による学び) という工程をくり返します。その中で、仮説に対して結果が違ったら、そのまま進むか、あるいは方向転換 (ピボット) するかを選びます。その判断基準も、いっときの成果ではなく、事業として継続できるかどうかを見る、著者ならではの鋭い指摘が示されています。

■ リーン・スタートアップの本質は、不確実で先が読めない時代への挑戦
本書の中でたびたび登場する言葉が「不確実な状況」であり「価値」です。著者はロケットの発射のように綿密な計画を立て、わずかでも仮説が間違っていたために悲惨な結果を招くよりも、自動車の運転のように状況に応じで進路を変えながら進んでいく操縦法が起業においては重要であると説きます。先の見えない不確実ないまの時代、失敗をくり返さなければすばらしい新製品は開発できず、価値を正しく見極め、失敗をムダにしないためのアプローチがリーン・スタートアップです。

【著者について】
エリック・リース (Eric Ries)
アントレプレナーとして「スタートアップの教訓(Startup Lessons Learned)」というブログを執筆。New Context社ゼネラルパートナー。彼にとって3社目の起業であるIMVUには、共同創業者として、また、CTO(最高技術責任者)として参画した。最近はビジネス関連のイベントで講演することが多く、さまざまなスタートアップや大企業、ベンチャーキャピタルに事業戦略や製品戦略のアドバイスを提供している。ハーバード・ビジネス・スクールのアントレプレナー・イン・レジデンスでもある。

井口耕二 (いのくちこうじ)
1959年生まれ。東京大学工学部卒、米国オハイオ州立大学大学院修士課程修了。大手石油会社勤務を経て、1998年に技術・実務翻訳者として独立。翻訳活動のかたわら、プロ翻訳者の情報交換サイト、翻訳フォーラムを友人と共同で主宰するなど多方面で活躍している。主な訳書に『スティーブ・ジョブズ I・II』(講談社)、『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン――人々を惹きつける18の法則』(日経BP社)、『アップルを創った怪物―――もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝』(ダイヤモンド社)などがある。

伊藤穰一 (いとうじょういち)
MIT(米マサチューセッツ工科大学)メディアラボ所長。デジタルガレージ共同創業者で取締役。Creative Commons会長。内閣官房IT戦略本部本部員、慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科非常勤講師ほか、FireFox開発のMozilla Foundationをはじめとする非営利団体のボードメンバーも務める。エンジェル投資家として、シリコンバレー地域を中心に複数のインターネット事業への投資、事業育成にも携わり、これまでに Twitter、Six Apart、Wikia、Flickr、Last.fm、Kickstarterなどの創業や事業展開を支援。2008年ビジネスウィーク誌にて「ネット上で最も影響力のある世界の25人」に選出された。

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    収録内容

    1 第1部 ビジョン(スタート
    2 定義
    3 学び ほか)
    4 第2部 舵取り(始動
    5 構築・検証
    6 計測 ほか)
    7 第3部 スピードアップ(バッチサイズ
    8 成長
    9 順応 ほか)

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