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商品説明
数々のアメリカ文学作品の翻訳に従事してきた著者が、メルヴィルの『クラレル』や『白鯨』、フォークナー、オコナー、スタイロンらの作品を取り上げ、日米の研究者たちがおかしてきた誤読や誤訳を解説、さらにそれらの作家たちに大きな影響を与えた聖書を「イザヤ書」の死海写本にまで遡る。
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収録内容
1 | クレバスに心せよ!(ウィリアム・スタイロン、『闇の中に横たわりて』 |
2 | ウィリアム・フォークナー、『八月の光』 |
3 | フラナリー・オコナー、『賢い血』 |
4 | ハーマン・メルヴィル、『クラレル』 |
5 | ハーマン・メルヴィル、『白鯨』) |
6 | ハーマン・メルヴィル『クラレル』論ーif there be no God(長詩『クラレル』の受けた書評、つまり酷評 |
7 | 『クラレル』におけるメルヴィルの想像力は、死についての想像力である) |
8 | 『クラレル』翻訳余録(『クラレル』の内容の概略、および『クラレル』の受けたアメリカでの書評 |
9 | 『クラレル』論の執筆者たちのおかした誤解および誤読 |
10 | 『クラレル』の原書に付けられた編者たちによる脚注のなかの誤り |
11 | 日本人の研究者による誤訳) |
12 | 『死海写本 イザヤ書』に分け入って(須山のヘブライ語学習のいきさつ |
13 | タビデ王は息子アブサロムを愛していたか、憎んでいたか |
14 | 銀座教文館に展示してあるイザヤ書の複製 |
15 | 死海写本とビブリア・ヘブライカ・シュトゥットガルテンシアとの相違点) |