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商品説明
米国とメキシコの国境地帯の先住民族ヤキ。米国に住むパスクア・ヤキをトライブとしての政府認定に導いた要因とはー。彼らが法的、社会的、文化的に米国先住民という枠組みに編入される過程を踏まえつつ、米国先住民研究の観点から考える。
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収録内容
1 | 第1章 現代のパスクア・ヤキを取り巻く議論(エスニック・スタディーズおよび米国先住民研究の観点と手法 |
2 | 米国におけるインディアン・トライブ認定制度 |
3 | 米国における個人単位での先住民認定制度 |
4 | ヤキの文化と社会 |
5 | パスクア・ヤキは米国先住民かー1994年の論争 |
6 | 先住民と米国=メキシコおよび米国=カナダ国境) |
7 | 第2章 メキシコにおけるヤキの反乱と越境の再考(メキシコにおけるヤキの迫害 |
8 | 迫害期のメキシコ政府によるヤキ政策 |
9 | 米国のメディアにおける迫害期のヤキ像 |
10 | ヤキの米国集団移住の再考) |
11 | 第3章 米国南西部における観光産業と先住民(アリゾナ州トゥーソン市の米国編入と開発 |
12 | 米国南西部の開拓と観光産業の振興 |
13 | 先住民の観光資源化 |
14 | 観光産業とヤキの人々の関わり) |
15 | 第4章 難民労働者から米国先住民へ(アリゾナ州におけるエスニシティ |
16 | ヤキと南西部の労働市場 |
17 | ヤキと米国の移民政策 |
18 | アメリカ・インディアン運動との連動 |
19 | 汎インディアン意識の広まり |
20 | ニューエイジ運動によるヤキ・イメージの創造) |
21 | 第5章 先住民認定後のパスクア・ヤキ社会(保留地を基盤としたトライブ運営と現在の暮らし |
22 | 誰がパスクア・ヤキに属するのかー個人認定と語りを巡って |
23 | パスクア・ヤキと米国の人々の関係性 |
24 | パスクア・ヤキと、パスクア・ヤキ研究の展望) |