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商品説明
現在、EUが直面している深刻な金融・経済危機を克服するための喫緊の課題は、金融と経済のガヴァナンスを確立することである。本書は、EU内でこれまでに具体的な政策を最も積極的に提案・実践してきたフランスにおける議論に注目し、そこで展開される金融ガヴァナンス論と意義を明らかにし、そのプロセスも追跡調査することから、欧州統合の将来のあり方を考える。
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収録内容
1 | 第1部 金融の自由化とガヴァナンス(経済・通貨同盟の成立とフランスの金融規制策 |
2 | フランスにおける経済・金融ガヴァナンス論の展開 |
3 | ヘッジファンドとグローバル金融リスク) |
4 | 第2部 G20とガヴァナンス(第2回G20とフランスのグローバル金融規制策 |
5 | 第3回G20とフランス・EUの金融規制改革案) |
6 | 第3部 ソヴリン・リスクとガヴァナンス(EUにおける金融危機の公的管理 |
7 | EU発金融規制策の新展開 |
8 | EUの金融支援構想と財政統合論 ほか) |