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商品説明
経済グローバル化にともない進展してきたIT(情報技術)分野におけるグローバル分業に関し、主として日中間の企業経営に焦点を当て、「差異認知によるプロセス共有」という新しい独自の概念を提唱する。要するに、ITグローバル分業下における日中両国間のソフトウエアのオフショア開発から出発し、その歴史的経緯を踏まえながらオフショア開発の動向を考察し、さらに具体的な事例研究を行ったうえで、「差異認知によるプロセス共有」概念をもとに最終的にはITグローバル分業経営に関するビジネスモデルを創出するのが本書の目的といえよう。
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収録内容
1 | 序章 ITグローバル分業経営の重要性(IT分野におけるグローバル化現象 |
2 | 中国におけるオフショア開発企業の登場 |
3 | 日中間のオフショア開発に関するジレンマ |
4 | ITグローバル分業経営の進展) |
5 | 第1章 日中間のオフショア開発の実態と課題(日本におけるオフショア開発活用の経緯 |
6 | オフショア開発の実態 |
7 | オフショア開発における問題発生の根源 |
8 | オフショア開発における「判断基準の違い」 |
9 | 「差異認知によるプロセス共有」概念の提唱) |
10 | 第2章 中国におけるオフショア開発企業の動向(中国における対日オフショア開発の経緯 |
11 | 中国オフショア開発の概況 |
12 | 主要なオフショア開発企業の比較 |
13 | 杭州東忠に関する分析と考察) |
14 | 第3章 「差異認知によるプロセス共有」の事例研究(杭州東忠の事例概要 |
15 | 「差異認知によるプロセス共有」の取り組み |
16 | 「差異認知によるプロセス共有」の効果 |
17 | 杭州東忠オフショア開発の仕組み検証) |
18 | 第4章 日中間の新しいITグローバル分業モデル(新しいビジネスモデルの提唱 |
19 | 新しいビジネスモデルの目的等 |
20 | 新しいビジネスモデルの有効性 |
21 | 新しいビジネスモデルの応用可能性) |