商品説明
*カール・クラウス Karl Kraus
◆思想の言葉 ◎池内 紀「クラウス事始め」
1 時代
◆「書かれた見せもの芸術」の共演者と観客たち 河野英二
◆ユダヤ人の自己憎悪 長尾龍一
◆カール・クラウスをめぐる偏倚の五章 平野嘉彦
◆「常套句があるところに深淵を見る術を学ぶこと」 ジャック・ブーヴレス
◆三つの比喩 道籏泰三
2 影響圏
◆カール・クラウスと新ウィーン楽派 山口裕之
◆デーモンの不平,デーモンの使命 小林哲也
◆オットー・ヴァイニンガーとカール・クラウス 川島 隆
◆外来語の救済 竹峰義和
◆フロイト「とその顛末」 ジャン=フランソワ・ラプレニー
◆カール・クラウスをめぐる論争 ジグルト・パウル・シャイヒル
◆根源の,耐えられない重さ 丘沢静也
3 言語
◆「伝達」と「造形」のあいだ 河野英二
◆「ことばが私を支配する」 堺 雅志
◆言葉の溶流に抗して 古田徹也
◆カール・クラウスの翻訳論 安川晴基
◆カール・クラウスの風刺的な世界劇場-パロディー エーベルハルト・シャイフェレ
4 テクスト
◆カール・クラウスの未邦訳テクスト 八篇 河野英二編
『ファッケル』創刊号の巻頭言(1899年4月)/ 十字勲章/言葉についてのアフォリズム/
ウィーン生活の一こまを夢に見る/20年をけみして/自分自身の巣を汚す鳥/
30年をけみして──虚栄の回顧──/奴らの大事なもの(理解できる言葉で)
5 資料篇
◆カール・クラウス生涯年譜
◆カール・クラウス主要著作紹介
◆『ファッケル』年代記
…ほか
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