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商品説明
天皇陛下万歳!大正から昭和の敗戦へー時代が下れば下るほど、近代化が進展すればするほど、日本人はなぜ神がかっていったのか。皇道派vs.統制派、世界最終戦論、総力戦体制、そして一億玉砕…。第一次世界大戦に衝撃を受けた軍人たちの戦争哲学を読み解き、近代日本のアイロニカルな運命を一気に描き出す。
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収録内容
1 | 第1章 日本人にとって第一次世界大戦とは何だったのか |
2 | 第2章 物量戦としての青島戦役ー日本陸軍の一九一四年体験 |
3 | 第3章 参謀本部の冷静な『観察』 |
4 | 第4章 タンネンベルク信仰の誕生 |
5 | 第5章 「持たざる国」の身の丈に合った戦争ー小畑敏四郎の殲滅戦思想 |
6 | 第6章 「持たざる国」を「持てる国」にする計画ー石原莞爾の世界最終戦論 |
7 | 第7章 未完のファシズムー明治憲法に阻まれる総力戦体制 |
8 | 第8章 「持たざる国」が「持てる国」に勝つ方法ー中柴末純の日本的総力戦思想 |
9 | 第9章 月経・創意・原爆ー「持たざる国」の最期 |