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商品説明
なぜ、源・平の二氏が現われ、天皇と貴族の世を覆したのか?古代史を得意としてきた著者が着目したのは、天皇だった。天皇という制度はいかにして生み出されたか。そして、この制度が結果として武家社会の誕生の糸口となったのは、なぜなのか。その中から、とくに源氏と平家の二門が現われてきたのは、なぜなのか。蘇我氏、持統天皇、長屋王、光明皇后、東北の名もなき俘囚…古代史の立役者たちが、500年もの年月を越え、武士の時代と結びついてくる。
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収録内容
1 | 第1章 武士が主導権を握った瞬間(源氏と平氏は、天皇の末裔 |
2 | 鳥羽法皇の予言 |
3 | いがみあう天皇家 |
4 | 露骨な天皇外しへ ほか) |
5 | 第2章 関東で力を蓄える武士たち(関東の覇者は、平氏だった |
6 | 古代から続く臣籍降下 |
7 | 藤原氏は、何を恐れたか |
8 | 武士の始まり |
9 | なぜ俘囚たちを束ねられたのか ほか) |
10 | 第3章 天皇家と藤原氏の権力闘争(親が討たれても、子が討たれても戦う坂東武士 |
11 | 荘園の正体 |
12 | 中央に寄進すればするほど、在地領主も潤った |
13 | 「摂関家」の誕生 |
14 | 藤原良房の特別待遇 ほか) |
15 | 第4章 つくられた権威ー天皇の謎(「藤原の血」 |
16 | 藤原氏の本性 |
17 | 『竹取物語』に隠された「天皇の藤原嫌い」 |
18 | 天皇は、真の権力者だったのか ほか) |