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商品説明
幕末戊辰戦争ー。新政府軍に対し、会津鶴ケ城から最新のスペンサー銃を持って戦った女性がいた。後に同志社大学創設者・新島襄の妻となる「山本八重」である。維新後、封建的風潮の残るなか、男女平等を望む八重の生きざまは世間から「悪妻」と罵られるが、夫襄は「ハンサム・ウーマン」と称した。日清・日露戦争時には、篤志看護婦として従軍する。八十六年の八重の生涯を通じ、歴史の敗者になった者たちの視点から新たな幕末・明治像を描く。
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収録内容
1 | 第1章 山本八重、会津に生まれるー幕末のジャンヌ・ダルク誕生 |
2 | 第2章 最初の結婚と兄山本覚馬ー会津藩悲劇のはじまり |
3 | 第3章 戊辰戦争の渦のなかへー父と弟の死 |
4 | 第4章 故郷を去るー兄との再会と夫の死 |
5 | 第5章 新島襄との再婚ー悪妻伝説の虚実 |
6 | 第6章 従軍看護婦への道ーハンサム・ウーマン新島八重 |
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