Yawara! 11 (小学館文庫)

祖父・滋悟郎の指導を受けた柔道の天才少女・猪熊柔がオリンピックの金メダルと国民栄誉賞、そして日本スポーツ界のスーパースターになることを目指す!?

<あらすじ>
柔道世界選手権もいよいよ大詰め。無差別級に出場した富士子は大方の予想に反し、絶好調のまま準決勝へと進む。ところが準決勝の相手は、ソウル五輪で柔と死闘を演じたソ連代表・テレシコワ。伊藤は勝つことは諦めており、むしろリラックスして試合に臨む。一方、柔は絶不調。その鍵を握る松田はタクシーで会場を目指すが…(第1話)

<登場人物>
猪熊柔(柔道の天才的な才能を持つ女の子。短大2年生)、松田耕作(柔を追い続けるエブリースポーツ紙記者。柔に想いを寄せている)、猪熊滋悟郎(柔の祖父。過去に柔道全日本選手権を5連覇した)、本阿弥さやか(柔のライバル。本阿弥家の令嬢)、風祭進之介(さやかの元コーチ。柔に想いを寄せている)
伊藤富士子(柔に影響され、柔道を始めた元バレリーナ)、テレシコワ(ソ連代表の女子柔道選手。かつて柔に敗れ、強烈な対抗心を燃やしている)、ジョディ(カナダ代表の女子柔道選手。猪熊家にホームステイして以来、柔の良きライバル)