本/雑誌

[オーディオブックCD] 瓜子姫子

楠山正雄

880円
ポイント 1% (8p)
発売日 2008/03/13 発売
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仕様

商品番号NEOBK-1327966
JAN/ISBN 9784775926109
メディア 本/雑誌
販売マホロバアート

商品説明

【CD枚数・収録時間】 CD 1枚 約13分

むかし、むかし、あるところにおじいさんとおばあさんがおりました。
ある日、おじいさんは山へしば刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。

おばあさんが川でぼちゃぼちゃ洗濯をしていますと、向こうから大きな瓜が一つ、
ぽっかり、ぽっかり流れて来ました。おばあさんはそれをおじいさんと
一緒に食べようと思い、うちへ持って帰ります。

おばあさんが包丁で瓜を二つに割ろうとすると、瓜はひとりでに
中からぽんと割れて、かわいらしい女の子がとび出しました。
「おやおや、まあ…」

瓜子姫子と名づけられた女の子はおばあさんとおじいさんに大事に大事に育てられます。
瓜子姫子は機(はた)を織ることが大好きで、毎日毎日、とんからりこ、とんからりこ、
ぎいぎいばったん、ぎいばったん、機を織って暮らしています。

そしておじいさんはいつものとおり、山へしば刈りに、おばあさんは川へ洗濯に出かけます。
瓜子姫子はいつもあとに一人、おとなしくお留守番です。
おじいさんとおばあさんは、いつも出がけに瓜子姫子に向かってこう言います。

「この山の上には、あまんじゃくという悪者が住んでいる。留守中に
お前をとりに来るかもしれないから、決して戸を開けてはいけないよ」

するとある日のことです。
瓜子姫子が一人でお留守番をしていると、
外からこう呼びかける声が聞こえてきました。

「もしもし、瓜子姫子、この戸を開けておくれな。
二人で仲よく遊ぼうよ」

[発行元: でじじ/パンローリング株式会社]

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