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商品説明
53歳で突然のがん宣告、手術半年後に転移、その絶望の淵から救ってくれた免疫治療を国の医療制度で奪われた著者が最後に決意した道は、官僚国家に対する告発。本書は、転移がんをかかえながら、6年にわたる裁判を闘い抜いた著者が、訴状を出してから最高裁で敗れるまでに記した法廷ドキュメントや裁判所に提出した公式文書、世論に訴えた発表文書を網羅した渾身の記録である。6年前、混合診療問題を世に訴えるべく公刊された前著『混合診療を解禁せよ―違憲の医療制度』に続く一冊。
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収録内容
1 | 第1章 がん闘病11年の訴え―転移がん患者が闘った理不尽な医療制度(腎臓がんの転移 |
2 | 医療制度への疑問 |
3 | 提訴へ |
4 | 地裁から最高裁へ |
5 | 闘いは終わらない) |
6 | 第2章 東京地裁・第一審―2006年3月24日~2008年2月18日(訴状提出 |
7 | 裁判開始まで |
8 | 第一審始まる |
9 | 第一審判決 |
10 | 混合診療問題に関する発表文(1) |
11 | 私の徒然草) |
12 | 第3章 東京高裁・控訴審―2008年2月19日~2009年11月23日(国は控訴した |
13 | 控訴審始まる |
14 | 控訴審判決(要旨) |
15 | 混合診療問題に関する発表文(2) |
16 | 私の徒然草(2)) |
17 | 第4章 最高裁・上告審―2009年11月24日~2012年2月29日(上告審始まる―上告陳述書 |
18 | 上告審判決(要旨)) |
19 | 混合診療問題に関する発表文(3) |
20 | 上昌広 東京大学医科学研究所特任教授寄稿―混合診療問題は、患者視点で患者の自己決定権を尊重すべきだ) |