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商品説明
時代を駆け抜けた二人の芸術家、個々の魅力を読みとく。長明の歌風は俊成、定家ら御子左家の新風にも影響を受けつつ、独自に熟成した歌は今なお現代に輝く。寂蓮は今様などの摂取にも鋭敏、狂歌も巧みで、後鳥羽院が「真実の堪能」と評した名手である。
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収録内容
1 | 鴨長明(ほととぎす鳴くひと声や |
2 | 春しあれば今年も花は |
3 | 桜ゆゑ片岡山に |
4 | 住みわびぬいざさは越えむ ほか) |
5 | 寂蓮(思い出づる事だにもなくは |
6 | 数ならぬ身はなきものに |
7 | いにしへの名残もかなし |
8 | 降りそむる今朝だに人の ほか) |