本/雑誌
近代ヨーロッパの探究 15 (近代ヨーロッパの探究)
望田幸男/監修 村岡健次/監修
5500円
ポイント | 1% (55p) |
---|---|
発売日 | 2012/09/13 発売 |
出荷目安 | メーカー在庫あり:1-3日
※出荷目安について |
追跡可能メール便利用不可商品です
- ゆうパック 送料無料
商品説明
歴史のなかに常に存在し、近代ヨーロッパにおいてもながらく「日常的な出来事」であった飢えや貧困にたいし、人々はどのように取り組み、いかなる制度を作り上げていったのか。本書は、イギリス、フランス、ドイツ、スウェーデン、イタリア、ロシアを対象として、長期的視点から「福祉の複合体」の歴史的ダイナミズムを描き出す。
関連記事
収録内容
1 | 序章 「福祉の複合体」の国際比較史 |
2 | 第1章 救貧法とボランタリズム 近世化のなかのコモンウェルス―イギリス福祉国家の歴史的源流を求めて |
3 | 第2章 連携する官民の福祉 ゆりかごから墓場まで―イギリスの福祉社会一八七〇~一九四二年 |
4 | 第3章 フランス革命の理念と現実 公と民の対抗から協調へ―一九世紀フランスの福祉史 |
5 | 第4章 国家福祉の生成と展開 社会国家の生活保障―近代ドイツにおける社会保険と福祉政策 |
6 | 第5章 福祉国家と民間福祉 福祉国家を支える民間ボランタリズム―二〇世紀初頭ドイツを例として |
7 | 第6章 市民社会と福祉国家 福祉国家のオルターナティヴ?―二〇世紀初頭スウェーデンにおける福祉社会 |
8 | 第7章 「労働」による援助 宗教的慈善から世俗的博愛へ―イタリアにおける世俗的援助団体と「公的」福祉の成立 |
9 | 第8章 チャリティ、地域福祉、国家福祉 救貧のトリアーデ―近代ロシアにおけるチャリティ、地域、国家 |