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商品説明
多くの作品を翻訳し、最先端の翻訳理論に通暁した著者が、旧植民地からの声や、ホロコーストの沈黙から芽吹いた言葉に耳を澄まし、「悲しみから生まれた希望」を標す五つの作品を取り上げた。二十一世紀の世界文学案内。
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収録内容
1 | 第1章 自分を語り、他者を語る―エヴァ・ホフマン『記憶を和解のために―第二世代に託されたホロコーストの遺産』 |
2 | 第2章 未来への記憶―アン・マイケルズ『儚さのかけら』 |
3 | 第3章 現代の神話―アルンダティ・ロイ『小さきものたちの神』 |
4 | 第4章 漂泊の果て―記憶の回復―マフムード・ダルウィーシュ『忘却への記憶―一九八二年ベイルート八月』 |
5 | 第5章 「不思議なもの」との友情―デイヴィッド・アーモンド『スケリグ』 |
6 | 結び 世界文学への応答 |