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商品説明
いま、日本経済は、政府依存の大規模量産時代から、地域分散型の小規模・自立経営の時代へと転換しつつある。本書は「文化資本の経営」を手がかりとし、地域自立を実現した行基、空海、二宮尊徳らの仕法、知識結、推譲、などの思想を深め、コモン・ストック、次世代への継承、倫理的な消費者などの概念を総合化した。日本経済学を構想しつつ、世界経済再生の道を示す。
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収録内容
1 | 第1部 大災害からの復幸―その思想と行動(“知識結”による自己変革と“地域再生”―阪神淡路大震災における絆の再生・“貧困底”からの人間発達 |
2 | 東日本大震災と地域再生―「創造的復興」から「人間復興」へ |
3 | 二宮尊徳における地域再生構想と実践の道―一円融合の理 |
4 | 地域再生構想の実践における人間の疎外と発達―商人論における二宮尊徳とアダム・スミスを中心として) |
5 | 第2部 地域再生と産業・福祉文化―現代文化資本論(地域固有の「人・場」を生かす文化資本経営 |
6 | 生活文化産業の生成と発展―ラスキンから現代まで |
7 | 文化的価値の蓄積―文化による“まちづくり” |
8 | アダム・スミスのコモン・ストック論と商人―永続的発展の経済学 |
9 | 結論と展望‐福祉社会の構築と家族共同体・コミュニティ再生活動―地域における基礎的潜在能力の形成と地域文化の創造的再生) |