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商品説明
父なし子の精神史という視点からホーソーン文学と十九世紀アメリカ精神に迫り、「孤児の時代」としてのアメリカン・ルネサンスとその文学の実相を浮き彫りにする。
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収録内容
1 | 序章 ホーソーンと孤児の精神史 |
2 | 第1章 孤児の風景―三つの短編小説から |
3 | 第2章 アメリカン・ロマンスという「空間」―「税関」と父親の影をめぐって |
4 | 第3章 『緋文字』と「父親」の誕生 |
5 | 第4章 『七破風の屋敷』―モールの呪いと近代の神話 |
6 | 第5章 詩的言語の理想郷―『ブライズデイル・ロマンス』論1 |
7 | 第6章 ホーソーンと心霊主義―『ブライズデイル・ロマンス』論2 |
8 | 第7章 カトリシズムの誘惑と救済―『大理石の牧神』をめぐって |