商品説明
パンダの来日から池袋中華街構想まで、40年間の特筆すべき社会・文化的事象を取り上げて、日中相互のイメージの変容とその政治、経済領域への影響を考察し、社会・文化的視点から日中関係を俯瞰する。
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収録内容
1 | 日中相互認識の四〇年―文化イベントにみる相互イメージの不定型化 |
2 | 1 冷戦体制化の「日中友好」(パンダがやってきた!(一九七二年)―中国の対日ソフト・パワー史 |
3 | 「大平学校」とは何か(一九八〇年)―日中知的交流事業の紆余曲折 |
4 | 進出か、侵略か(一九八二年)―日中歴史認識問題の変遷と課題 |
5 | 歓迎、中野良子!(一九八四年)―映画による相互イメージの変転 |
6 | もう一つの天安門事件「中国では六・四事件と呼ぶ」(一九八九年)―日中相互認識をめぐる報道フレームの転換) |
7 | 2 錯綜する利益とまなざし(台湾・総統選挙の衝撃(一九九六年)―日中関係を揺さぶる台湾ファクター |
8 | 酒田短期大学、閉校す(二〇〇二年)―日中留学生交流秘史 |
9 | 北京工人体育場の悲劇(二〇〇四年)―スポーツにみる日中関係史 |
10 | 大連、吹き荒れるストライキ(二〇〇五年)―日本人ビジネスマンが見た企業内摩擦の変遷 |
11 | “池袋チャイナタウン”構想に「待った」(二〇〇八年)―日本型共生に向けて) |