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商品説明
ヴィヨン、ランボー、ネルヴァル。フランスの三詩人を坩堝として、太宰治、小林秀雄、中原中也、石川淳、富永太郎、芥川龍之介、井伏鱒二らが行った「言葉の錬金術」に立ち会う書。近代日本文学の形成にフランス文学はどんな役割を果たしたか。
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収録内容
1 | フランソワ・ヴィヨンと富永太郎、芥川龍之介、井伏鱒二 |
2 | 詩人と批評家―中原中也と小林秀雄のことば |
3 | 小林秀雄 ランボー ヴァレリー―斫斷から宿命へ |
4 | 「間抜ヶ野郎ヂェラルド」―ジェラール・ド・ネルヴァルを通して見る中原中也 |
5 | ネルヴァルのマントに誘われて―石川淳「山櫻」における風狂の詩情 |
6 | 小林秀雄における「事件」―「ランボオの問題」の場合 |
7 | 「椿屋のさつちやん」の誕生―太宰治「ヴィヨンの妻」における詩的創造 |