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商品説明
あらかじめ分かっていたとしても、人は錯覚してしまう。むしろ、常に生じる錯視を利用しているからこそ、3D映像などが成立している。人は、なぜ、どのように、錯覚しているのだろうか。なぜ地平線近くの夕陽は大きく見え、高速で回転する車輪は逆方向に回っているように見えるのだろう?曲がって見える直線、揺れて動くように見える図、実在と違って見える写真など、さまざまな事例を示しながら、錯覚について分かりやすく解説。知覚のミステリーを解きながら、日常に潜む錯覚リスクについても論じる。
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収録内容
1 | 第1章 「百聞は一見にしかず」と言うけれど |
2 | 第2章 人間に「正しく」見ることは可能か |
3 | 第3章 二次元の網膜画像が三次元に見える理由 |
4 | 第4章 地平線の月はなぜ大きく見えるのか |
5 | 第5章 アニメからオフサイドまで―運動の錯視 |
6 | 第6章 無い色が見える―色彩の錯視 |
7 | 第7章 生き残るための錯覚学 |