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日本古代の国家と給与制

山下信一郎/著

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発売日 2012/10/12 発売
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仕様

商品番号NEOBK-1363612
JAN/ISBN 9784642046015
メディア 本/雑誌
販売吉川弘文館
ページ数 317

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

律令国家がその支配層である皇族・貴族、官人に支給した、運営上必要不可欠な給与制はどのような機能をはたしたのか。唐の律令制を参考としつつ、独自の改変を経て成立した、古代給与制の特質と変遷を考察。給与制総体の意義、官僚制的な関心に立った歴史的解釈、給与が授受される過程の解明など、政治的な分析から国家における給与制の意義を描く。

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    収録内容

    1 日本古代給与制研究の回顧と展望
    2 第1部 日本古代給与制の成立と展開(律令俸禄制と賜禄儀
    3 賜禄儀の参加者をめぐって
    4 禄令1給季禄条と古代官僚制
    5 付論1 馬料の性格についての覚書
    6 付論2 唐代職事官に対する給禄基準をめぐる覚書)
    7 第2部 日本古代給与制と皇親(長屋王家木簡と食封制
    8 皇親時服料とその変遷
    9 皇親給禄の諸問題)
    10 第3部 日本古代給与制における饗宴と禄(『延喜式』からみた節会と節禄―「賜」の考察
    11 大臣大饗と親王
    12 大臣大饗管見―宮司内儀礼としての饗宴と禄)
    13 第4部 日本古代給与制の変容(平安時代の給与制と位禄
    14 古代・中世貴族の給与制変貌観)
    15 まとめと課題

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