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商品説明
はんなり、もっさり、いけず、しょうもない…。響きは柔らかいけれど、「よそさん」には理解が難しくて恐ろしい、京都人の物言い。繊細でありながらしたたか、そんな京の「批評語」には、相手との「位取り」で負けないための京都人の知恵が詰まっている。その精神を、京都で生まれ育った作家が軽妙に説き明かす。増補決定版。
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収録内容
1 | 京のわる口(前口上で「ごめんやす」 |
2 | 「うるさい」の値打ち |
3 | 「自由が利く」なら |
4 | 「ほどらい」は「えぇ加減」に |
5 | 「えぇように…」しぃ・する・される ほか) |
6 | 京ことば談義(京言葉と女文化 |
7 | 京都言葉、所詮は友情が泣く位取り |
8 | 京の話術―うそとわる口の文化 |
9 | 京ことばと京根性) |