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商品説明
厳しい社会情勢の中、博物館が社会に果たす役割、学芸員が担う職務を再考する。危機的状況の実際、その背景にある財政・制度・人員削減の実状、学芸員をとりまく環境、学芸員養成の問題点等、これまで積極的には伝えられなかった問題を取り上げる。
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収録内容
1 | 第1章 博物館の危機(二〇一〇年に起こった日本博物館事情―大阪府立博物館群の存続をめぐって |
2 | 新潟市美術館の展示環境問題) |
3 | 第2章 変わりゆく博物館(学芸員から見た博物館の現状―川崎市市民ミュージアムを事例として |
4 | 逼迫する博物館財政 |
5 | 地方公立博物館の苦境 |
6 | 指定管理者制度と変質する博物館) |
7 | 第3章 学芸員をとりまく環境の変化(高度博物館学教育に至る経緯と実践 |
8 | 埼玉県博物館ネットワークの現状と課題 |
9 | 指定管理者制度と学芸員) |
10 | 終章 博物館の危機は何を招くか(博物館の異変 |
11 | 困窮する博物館 |
12 | 博物館の危機は何を招くか) |