ひとはなぜ服を着るのか (ちくま文庫)
鷲田清一/著
鷲田清一/著
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商品説明
ひとは服なしでは生きられない。流行に巻き込まれずに生きることもできない。流行(モード)という社会の時間と身体の感覚とがせめぎあうその場所で、“わたし”という存在が整形されてゆくのだ。ファッションやモードを素材として、アイデンティティや自分らしさの問題を現象学的視線から分析する。独自の哲学的なモード批評を切り拓いた著者による、ファッション学のスタンダードテキスト。
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収録内容
| 1 | 第1部 ひとはなぜ服を着るのか(気になる身体 |
| 2 | 衣服という皮膚 |
| 3 | “わたし”の社会的な輪郭 |
| 4 | モード化する社会 |
| 5 | コスメティック―変身の技法 ほか) |
| 6 | 第2部 “衣”の現象学―服と顔と膚と(顔の渇き |
| 7 | もっと時間を、もっと虚構を。 |
| 8 | 見えないファッション |
| 9 | 身体と匂いと記憶と |
| 10 | からだは孔が空いている ほか) |
