商品説明
8年前、突然始まった夫の母との暮らしは、戸惑いと混乱だらけだった。記憶がポロポロこぼれ落ちてしまう認知症の母は、自分だけ会話の仲間はずれにされたかと不安になり、「知らなかった」「初めて聞いた」と同じ質問を繰り返す。ならば母が思い出しやすいよう、日々の出来事を文字で残すことに―。笑顔の絶えない介護エッセイ。家族の似顔絵をまじえ、語りかけるように綴った日記も一部公開。
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収録内容
1 | 第1章 介護は突然やってきた(そのはじまり |
2 | 突然の介護 ほか) |
3 | 第2章 部屋から煙が!(はじめの引っ越し |
4 | 母のおでかけ ほか) |
5 | 第3章 朝ごとの手紙(眠れない夜 |
6 | 母からのプレゼント ほか) |
7 | 第4章 カレーライスを作りたい(ショートステイ |
8 | 夏の体温調節 ほか) |
9 | 第5章 父の死が覚えられない(お父さんはどこ? |
10 | 厳しい母だったこと ほか) |