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商品説明
シェイクスピアの言葉の世界を縦横無尽に駆けめぐり、意味することと人間的行為の本質に迫る、精緻な読みに基づく珠玉の演劇論。
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収録内容
1 | エアロンの花―『タイタス・アンドロニカス』における人間的行為の変貌 |
2 | 逆らう言葉―『リチャード二世』におけるレトリックと意味 |
3 | 真実を越えて―『アントニーとクレオパトラ』における動作主名詞と誇張の用法 |
4 | 墓を汚す奴隷―『終わりよければすべてよし』における言語のテーマ |
5 | 狼烏の子羊―『ロミオとジュリエット』における複合語の使用について |
6 | 呼びかけの危うさ―『冬物語』における呼格の用法 |
7 | 牢獄としての世界そして囚人の夢―『あらし』における監禁の意識 |
8 | 言葉のスペクタクル―『ヘンリー五世』における演劇的遠近法 |
9 | 盗人たちの倫理―『尺には尺を』における言葉のいかがわしさ |
10 | 帽子の脱ぎ方―『コリオレイナス』における政治的言説と行為〔ほか〕 |