本/雑誌
電波・電影・電視 現代東アジアの連鎖するメディア
三澤真美恵/編著 川島真/編著 佐藤卓己/編著
4180円
ポイント | 1% (41p) |
---|---|
発売日 | 2012/10/18 発売 |
出荷目安 | メーカー在庫あり:1-3日
※出荷目安について |
- 追跡可能メール便 送料無料
商品説明
戦後東アジアの視聴覚メディアは、地域間・メディア間で相互に連関しながら成熟していった。日本や中国、上海、北朝鮮、韓国、台湾、シンガポールなどのテレビ・映画・ラジオ・レコードの変遷を描き、各地域でどう受け入れられ、影響を及ぼしたのかを明らかにして、戦後東アジアにおける視聴覚メディア史の見取り図を提示する。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 日本(「教育型」テレビ放送体制の成立 |
2 | 戦後日本映画史における「満洲」人脈―「視聴覚教育」と東映教育映画の場合) |
3 | 第2部 上海(上海におけるテレビ放送開始への経緯―中華人民共和国の初期電視事業の一例として |
4 | 上海人民広播電台と新中国のラジオ放送―革命と政治動員 |
5 | “退廃的音楽”との戦い―抗日戦争後の国民政府による上海レコード業界に対する統制についての分析) |
6 | 第3部 台湾・香港・シンガポール(台湾における初期テレビ史の概況 |
7 | “人々に娯楽を提供し、国民国家を形成する”―シンガポールにおける中国語放送研究について(一九四五‐一九六九年) |
8 | 冷戦期南管にみるメディア・地域の相互連関 |
9 | 香港ニューウェーブの始まり―映画産業とテレビ産業の相互関係) |
10 | 第4部 韓国・北朝鮮(ソウルテレビ放送(KBS‐TV)初期の組織文化の形成―オーラルヒストリーを通じた韓国放送史の語り直し |
11 | 家庭という領土の内と外で鳴るサウンド・オブ・ミュージック―冷戦期韓国におけるメディア化された音楽の空間性 |
12 | 北朝鮮テレビ放送史研究序説―一九六〇‐七〇年代を中心に) |