商品説明
社会保障と雇用をめぐる制度の形成・維持・再編を目指す「福祉政治」。まず、その分野を概観した上で、年金、ライフスタイル、高齢者、エコロジー、世論、政策評価、言説、ワークフェア、ポスト社会主義国との比較などのキーワードを個別に分かりやすく説明する。
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収録内容
1 | 総論 福祉政治の新展開―三つの言説の対抗 |
2 | 第1章 年金改革の政治―政治主導改革の可能性 |
3 | 第2章 ライフスタイル選択の政治学―家族政策の子育て支援と両立支援 |
4 | 第3章 高齢者介護政策の比較政治学―共有された構造要因と多様な政策対応 |
5 | 第4章 エコロジー的福祉国家の可能性―「ゆらぎ」を超える思考実験の諸相 |
6 | 第5章 福祉政治と世論―学習する世論と世論に働きかける政治 |
7 | 第6章 福祉政治と政策評価―限界と可能性 |
8 | 第7章 比較福祉国家論における言説政治の位置―政治学的分析の視角 |
9 | 第8章 ワークフェアと福祉政治―カリフォルニア州の福祉改革の分析 |
10 | 第9章 ポスト社会主義国における福祉政治―「社会主義型福祉世界」から「多様な福祉世界の並存」へ |