著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
東京電力福島第一原発の事故により放出された放射性物質の量は膨大である。もはやわれわれは、どんなに少なく見積もっても今後数十年以上、この新たに付加された放射能と無縁で生きることはできない。広島・長崎の原爆による降下放射線量の評価、そしてチェルノブイリの放射能汚染の実態をずっと見続けてきた著者が、「福島後」をどう生きるのか、事故分析を踏まえながら語る。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 福島後を生きる(福島後の時代に入った日本 |
2 | 放射能汚染ゼロは困難 |
3 | 放射能汚染に見舞われた東京 ほか) |
4 | 第2部 資料―低線量放射線被曝の考え方(低線量放射線被曝とその発がんリスク |
5 | チェルノブイリ原発事故と「死者の数」と想像力 |
6 | 「100ミリシーベルト以下は影響ない」は原子力村の村たな神話か? ほか) |
7 | 第3部 資料―広島・長崎原爆の放射線量評価をめぐって(広島・長崎原爆放射線量評価体系の変遷と未解決問題 |
8 | 広島原爆直後に行われた放射能調査活動 |
9 | 広島原爆の黒い雨にともなう沈着放射能からの空間放射線量の見積り ほか) |