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商品説明
3.11以降、福島から避難してきた子どもたちが「放射能がうつるから」といわれて遊んでもらえなかったり、避難住民がホテルなどの宿泊を断られたりする問題が続発した。本書は、「放射能差別」とも呼ばれる3.11以降の差別問題を通して、なぜ差別が生まれるのか、なぜいじめが絶えないのかを近代史のうちに探る。隠そうとする心が差別を助長させてないのか、そして水平社運動の原点に立ち帰って、どうすれば部落差別をなくせるかを提言する。
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収録内容
1 | 1 3・11以降の差別(部落差別と3・11とは関係しますか? |
2 | 「放射能差別」という言葉はなんですか? |
3 | 部落差別となぜ似ているのですか? |
4 | 差別は競争社会の産物ですか? |
5 | 部落差別は封建的遺制ですか? ほか) |
6 | 2 部落差別をどうなくすか(「競争」と「差別」のちがいは? |
7 | 「美女コンテスト」は差別なのですか? |
8 | 本当に「職業に貴賤はない」のですか? |
9 | 心理的な差別と社会的な差別はどうちがうのか? |
10 | 差別は憲法に違反しているのですか? ほか) |