商品説明
ポスト金融危機のパースペクティヴ。グローバル資本主義の行きついた先に、人間社会は存在するのであろうか?人間が人間らしさを保った暮らしが可能であろうか?金融危機、地球環境問題、ナショナリズムの台頭などの直面する課題に取り組むために、われわれは何をすべきであろうか?これらの問いに対する答えを、カール・ポランニーの思想を手がかりに考えていく。
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収録内容
1 | 序章 カール・ポランニーの社会経済学―市場経済と社会の二重運動 |
2 | 第1章 金融危機の時代 |
3 | 第2章 雇用不安と産業変動 |
4 | 第3章 地球環境の現在 |
5 | 第4章 文化の諸問題 |
6 | 終章 カール・ポランニーと金融危機以後の世界―要約と展望 |
7 | 補論1 IS・LM曲線再考 |
8 | 補論2 労働雇用の不可逆性の帰結 |