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商品説明
一〇二三年に山田寺を訪れた藤原道長は、その堂内の様子を「奇偉荘厳(きいしょうごん)」と表現して息をのんだ。それからおよそ九六〇年、倒壊したままの回廊に発掘調査員は息をのんだ。“奇跡の寺”山田寺の姿を考古学や建築史学の研究成果が明らかにする。
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収録内容
1 | 第1章 奇偉荘厳の寺(藤原道長の来訪 |
2 | 石川麻呂、非業の死 |
3 | 山田寺仏頭のゆくえ |
4 | よみがえる往事の姿) |
5 | 第2章 奇偉荘厳の伽藍(創建伽藍と完成伽藍 |
6 | 金堂 |
7 | 塔 |
8 | 中門と回廊 |
9 | 回廊内の荘厳 |
10 | 南門と大垣 |
11 | 宝蔵 |
12 | 講堂) |
13 | 第3章 奇偉荘厳の建築部材(姿をあらわした回廊 |
14 | 回廊の建築とその技法 |
15 | 法隆寺西院回廊との比較 |
16 | 回廊いがいの建築部材) |
17 | 第4章 奇偉荘厳の出土遺物(出土した仏像たち |
18 | 建築金具と荘厳具 |
19 | 屋根を飾る瓦 |
20 | 山田寺の活動を伝える遺物) |
21 | 第5章 山田寺の今とこれから(遺跡の保護と公開 |
22 | 山田寺研究の展望) |