著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
戦争は悪である。誰もが平和を願う。だがそれにもかかわらず、戦争や軍事には人を魅了するものがある。なぜ人間は「戦い」に惹きつけられるのか?なぜ人は「兵器」に興味を抱くのか?戦争は「純然たる悪意」のみの産物ではない。むしろ、愛や、希望や、真心や、正義感があるからこそ、人は命をかけて戦うことができ、戦争を正当化できてしまう…。本当に平和について議論をするのならば、軍事は「文化」であり、戦争は「人間的な営み」であることを、まずは素直に認めなければならない―人間の矛盾と限界を見つめ抜く、挑発的な戦争論。
関連記事
収録内容
1 | 序章 戦争は人間的な営みである |
2 | 第1章 戦争のなかの矛盾、戦慄、魅惑 |
3 | 第2章 愛と希望が戦争を支えている |
4 | 第3章 兵器という魅力的な道具 |
5 | 第4章 軍人もまた人間である |
6 | 第5章 「憲法九条」も戦争文化の一部である |
7 | 第6章 人間を問うものとしての「戦略」 |
8 | 第7章 その暴力は平和の手段かもしれない |
9 | 第8章 平和とは俗の極みである |