本/雑誌
日本の転機 米中の狭間でどう生き残るか (ちくま新書)
ロナルド・ドーア/著
880円
ポイント | 1% (8p) |
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発売日 | 2012/11/08 発売 |
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商品説明
30~40年後、米中冷戦の進展によって、世界は大きく変わる。視野を広げて考えるならば、両大国の狭間にある日本にとって、やがて訪れる勢力均衡の大変化は死活の問題である。本書では、太平洋体制と並行して進展する中東の動き―とくにイラン、イスラエル、米国の三角関係―を分析し、巨視的に世界情勢を読み解く。その補助線として「核」を俎上にのせ、人類は核兵器のコントロールがいかに可能なのかを問う。祖父として孫の時代を心配する学者が、徹底したリアリズムをふるって日本の経路を描く。
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収録内容
1 | 第1部 米中関係の展開と日本(失われた二〇年前の楽観主義 |
2 | 米中冷戦の明白化 |
3 | 「積極外交」による米国の同盟固め |
4 | 米中冷戦の決着―ひとつのシナリオ |
5 | 歴史が示唆するもうひとつのシナリオ―明治以来の日本の勃興 |
6 | 安心材料?自己欺瞞?) |
7 | 第2部 まぼろしの核兵器(核不拡散という至上命令 |
8 | イランの核 |
9 | 米国・イスラエル・イランの三角関係 |
10 | 朝に紅顔、夜に白骨―NPTの履歴書) |
11 | 第3部 では、どうしよう?(MADの普遍化 |
12 | ある晴れた日 |
13 | 想像と現実) |