商品説明
古代から現代に至る幻想文学の全貌を全3巻に凝縮させた画期的アンソロジーの本書は「ガイダンス」篇。伝説の雑誌「幻想文学」の編集長である東雅夫が、澁澤龍彦、中井英夫、倉橋由美子、ラヴクラフト、カイヨワほか名だたる作家・批評家による必読の幻想文学論や名エッセイを精選・展覧しつつ、妖しい魅惑に満ちた怪奇幻想文学世界を案内する。入門/再入門に最適な必携のハンドブック。
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収録内容
1 | 「幻想文学」とは、どのような文芸ジャンルなのか(幻想文学について(澁澤龍彦) |
2 | 幻想文学について(澁澤龍彦)) |
3 | 日本における幻想文学の受容(私の履歴書(平井呈一) |
4 | 覗き小屋の二つの窓(紀田順一郎)) |
5 | アンソロジーに学ぶ |
6 | 幻想文学の極意はスタイルにあり(短編よ、よみがえれ(中井英夫) |
7 | 『アルゴールの城にて』(倉橋由美子)) |
8 | 幻想文学にはどのような歴史と作品があるのか(文学における幻想的なものについて(シャルル・ノディエ/窪田般彌訳) |
9 | 文学における超自然的なるもの(小泉八雲/池田雅之訳) |
10 | 文学と超自然的恐怖(H.P.ラヴクラフト/植松靖夫訳) |
11 | 妖精物語からSFへ(ロジェ・カイヨウ/三好郁朗訳)) |